From LONDON

ブロワ城

色や柄の組み合わせがユニークな壁画・床・天井の空間に目を奪われた

8月に、フランスに住む友人家族に誘ってもらい、10日間自然豊かなフランス中西部の古城が美しいことでも有名なロワール地方でバカンスを過ごしました。

ブロワ城は、ルイ 12 世からアンリ 4 世までの約 1 世紀にわたりフランス王が居城した大きなお城で、ジャンヌ・ダルクが 1429 年にランス大司教から祝福を受 けた場所としても有名です。

当時の王や王女達の暮らしが分かる寝室や居間なども当時のまま展示されていました。

ほとんどの壁画は手書きで施されており、味わい深く、ユニークな柄・洗練された色の組み合わせに目を奪われました。異なったテイスト、技法のデザインが施されていましたが全体として統一感があり、とても素敵な空間でした。

16 世紀から 19 世紀にかけてのタピストリーや、彫刻、絵画、装飾品など約 35,000 点 もの美術品がコレクションされており、見応えがありました。細部にこだわったクオリテイの高い品々でした。

ステンドグラスも綺麗!

中庭を抜けるとブロワの城下町が望めます。古い綺麗な城下町の向こうに広大なキラキラと輝いたロワール川と 12~13 世紀に建 てられた聖ニコラ教会が見え、格別な景色でした。