マークは週2回、4人の仲間と自転車で走っている。朝出かけて70km前後走り、昼帰って来る。疲れて帰って来るので、昼食後昼寝をする。
自転車とゴルフ、その仲間との食事や小旅行が、病気の進行を遅らせるのに役立っているのを感じる
秋晴れの日曜日、彼らは80Km北西の城を目指して出発。私達5人の女性は彼らを送り出した後車で出かけ、城の周りを散歩する。広大な敷地は、現在ゴルフ場になり、私も何回かゴルフに出かけている。ここのレストランは、私が知っているゴルフ場では最も美味しく気に入っている。男性は12時過ぎに着き、着替えて10人揃ってテラスで食事をする。
ビールで乾杯した後昼食。ゴルフもそうだがスポーツをした後、仲間とビールを飲むのが習慣になっている。私はアーティチョークのポワレと、久しぶりにステーキタルターを取る。デザートは赤い果物のパンナコッタ。どれもシンプルで安心して食べられる料理。ワインはプィーユ・フュイッセ白、クローズ・エルミタージュ赤を取り、各自好みで選ぶ。3時間掛けてゆっくりおしゃべりしながら食事。
城の周りを散歩した後、帰りは自転車を車に積んで帰る。我が家に帰ってマークは遅い昼寝。私は夜持って行く餃子を作る。
夜は仲間の家に一品ずつ持ち寄る。12時まで食べて飲んでおしゃべり。毎年の恒例行事だが、今年は天気に恵まれ、より楽しめる。これ以外は1-2ヶ月置きに順番に仲間を食事に呼ぶ。呼ぶ家がメインを作るが、その他の料理とワインは持ち寄り。9月には私がヴァカンスを過ごしたギリシャ料理を披露する。11 月はローレンヌ出身の女性が、郷土料理シュークルートを作る予定。
マークのパーキンソン病が分かって12年。自転車とゴルフ、その仲間との食事や小旅行が、病気の進行を遅らせるのに役立っているのを感じる。