From PARIS

ブルターニュでのヴァカンス

野性味の残るブルターニュで、命の洗濯!

7、8月の2ヶ月、学校は夏休みになり、ヴァカンスシーズン。このためにフランス人は働き、ヴァカンスを楽しみに子供は学校へ行く。我が家の家族揃ってのヴァカンスは、子供たちの仕事の関係で8月。

7月中旬、ゴルフ友達に誘われて一週間ブルターニュに行く。私達が宿泊する旅行は昨年の10月から9ヶ月ぶり。こんなに長く旅行をしなかったことはないし、長い間の外出制限から解放され て最高の気分転換になる。我が家から南西に400km、フランスで一番長い9kmのビーチがある ボールの先、ゲランドの塩田の中を走って、小さな半島の先っぽにあるクロワジックに着く。元塩 で栄えた港で、現在は素朴な避暑地。友達のアパートからは海が見え、半島の反対側の景色が 天気によって変わるのは、目を楽しませてくれる。同じ階にある彼らのワンルームアパートに私達 は滞在。町まで歩いて10分。夏は毎日立つ朝市に買い物に行き、漁れたての魚を買い、テラスでバーベキュー。魚好きの私達には毎日の食事がご馳走。

滞在中隣人パーティがある。同じビルにヴァカンスを過ごすセカンドアパートを持つ人たち30人 ばかりが、当日天気が悪かったので、ガレージに集まって食事。私達はブルターニュ独特の海兵隊ファッションで決める。シンプルな階級レベルの人たちに溶け合って、私達も食事、おしゃべり、ダンスをし、戻ってきた自由に乾杯する。

一日は4人でボールを散策した後、ここでヴァカンスを過ごしている共通のゴルフ仲間の家に夕食に行く。私のゴルフパートナーの男性は料理上手で、メニューはラングスティーヌ、アンコウ。積もり積もったお喋りに夜中を過ぎる。すぐ近くにゴルフ場があり、一度は4人で、一度は男性がツール・ドゥ・フランスをテレビで見る間、私たち女性はゴルフ。海から吹く微風の中で快適なプレイ。

ゲランド塩美術館に行く。友達のアパートの前に小高い丘があるが、18世紀、オランダ船が、船 が軽いので石を積んできて此処に捨て、代わりに塩を積んで帰ったことを知る。ゲランドの塩田は底が土で少しグレイがかっているが、マイルドな塩で気に入り、私はフランスに来てからずっと ここの塩を使っている。塩農家に行き、大量に塩を買う。

最後の夜は私達が友達夫妻をレストランに招待する。港にシンプルな魚料理の店が並ぶが、ミッシェランに載っているのはボンノムが付いているこの店が一軒だけ。シェフオリジナル料理。4品のシェフおまかせ料理を取るが、思った以上にレベルが高いのは嬉しい驚き。マグロ、イクラ、セロリ、青林檎 / 鯖、仔牛頭、ネギ / 仔牛喉肉、たこ / ホワイトチョコレート、赤桃。ここから一番近いロワールワイン、ソーミュールで美味しく食べる。

野性味の残るブルターニュで、潮風に吹かれながら、魚を食べ、友達とおしゃべり。命の洗濯が出来る。