Battersea ,Notting Hill & Central London
Battersea
ロンドンに9月末に開設した地下鉄駅バタシーパワーステーション。その開設を祝うために、アート、音楽、食べ物でいっぱいのストリートパーティーを開催していた。
⬆️そこでは、ストリートアートのライブペイントも行なっており、実際にアーティストがリアルタイムで描いている様子を見ることができた。
⬆️また、イギリス国旗や、イギリスを代表する有名人、建物などがコラージュされた5mを越える巨大なウォールアートは非常にインパクトがあり素敵だった。
Notting Hill
パステルカラーやビビットカラーの家々が立ち並ぶノッティングヒル。東ロンドンの奇抜なストリートアートとは一味違ったシックデザインが目立つ。
⬆️こちらは2021年の2月に撮影した、ピカソ、バスキア、ダリ、アンディ・ウォーホール、キース・ヘリングといった有名画家が並んだウォールアート。
⬆️1年後の2022年2月に撮影したものがこちら。モノクロ基調のシンプルなデザインから一変して、カラフルでポップなグラフィティが加わったものに。これはこれで面白いが、画家たちが潰されかけていて元の作品良さがなくなってしまっていたので残念だった。
Central London
観光地であるセントラルロンドンのウォールアートは、パンデミック以降マスクをしているイラストやコロナをテーマとしたものをよく見かける。こちらはNHSに感謝するメッセージが込められたウォールアート。このコロナ禍でNHSで働く人たちは、国民のために休まず働いているヒーローとなっている。
※NHS (National Health Service) とは、イギリス政府が運営する国民保険サービスで、基本的に税収によって賄われており、支払い能力にかかわらずほぼ無料で利用可能。
⬆️イラストだけではなく、『THINK POSITIVE』『BE CALM』『STAY SAFE』といった、添えてあるメッセージも、見る人々に勇気を与えてくれる。
⬆️こちらもNHSで働くナースのイラストと「Stay Strong」の文字。メッセージ性もあり、ユニークなのでとても好きな作品だ。
日本ではなかなか見ることができない、大胆且つ個性的なストリートアート。ただ歩いているだけで、そのアートの世界に入り込んだ気分になれる。ワクワクする。 次々と新しい作品が登場しては消えていき、新しいものに変わっていく。行くたびに少し手が加えられていたり、全く別ものになっていたりと、そういった違いを楽しめるのもストリートアートの魅力だ